玄関も要注意
YKK APは5月8日、扉の室内側に補助手すりを設置した「スチール玄関ドア 室内側補助手すり付き」の受注を5月16日から開始すると発表した。
政府の発表した「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」によれば、高齢者が転倒した危険な場所として「庭」や「居間・茶の間・リビング」に次いで「玄関・ホール・ポーチ」が三番目だったことが分かっている。
このようなリスク回避のために、同社は今回「スチール玄関ドア 室内側補助手すり付き」を商品ラインアップに追加することとなった。
(画像はニュースリリースより)
業界初のラインアップ
業界に先駆けて集合住宅向け玄関ドアに補助手すりを設置した「スチール玄関ドア 室内側補助手すり付き」は、出入りするときに手すりを掴めることで玄関での安定した歩行を実現した。
補助手すり付きの玄関ドアが商品ラインアップに加わったのはこれが業界初。
補助手すり部分は、同社のスチール玄関ドア全デザインバリエーションに設置することができる。
これによりサービス付き高齢者向け住宅をはじめとする新築物件に限らず、既存の集合住宅における玄関ドア改修にも対応が可能となった。
同社はこれまでにも、高齢者向け住宅や医療・福祉施設に対応する商品アイテムの拡充を進めており、2014年3月末時点でのラインアップ数は約240点。
サービス付き高齢者向け住宅の登録戸数が増加していることや高齢化社会の進行を見据え、あらゆる世代の方が安全に使える開口部の開発と、商品アイテムの更なる拡充を推進していくとしている。

YKK AP ニュースリリース
http://www.ykkap.co.jp/company/japanese/