「空室がお金を生む」
株式会社ゼロフィールドは、2018年9月7日、マンションやアパートなどの空室に仮想通貨マイニングマシンを設置するサービスを開始したと発表した。
同社は、仮想通貨のマイニング機器販売やコンサルティングなどを手がける企業。今回開始されたサービスは、「空室がお金を生む」というものであり、日本では展開されるのは初めてだという。
家賃滞納リスクや物件価値下落リスクがない
不動産物件を保有するオーナーは通常、保有物件に空室が続く場合、リノベーションなどを実施することで資産価値を上げ、入居率の向上を図る。しかしこの方法では、費用をかけても空室が埋まらない場合があり、オーナーにとっては死活問題になりかねない状況となっていた。
ゼロフィールドの仮想通貨マイニングマシンの設置サービスは、こうした問題を解決するものとして提供される。仮想通貨マイニングは、PCなどのマシンパワーを利用して手数料として新規発行した仮想通貨を受け取ることを指す。専用機械を稼働させておくだけで仮想通貨を手に入れられることが可能であり、空き家リスク・家賃滞納リスク・物件価値下落リスクなどに対処する必要がない。
マンションでも安全なマシン稼働を実現
仮想通貨マイニングマシンは通常、電気料金や発熱の問題から、大型の倉庫や工場において複数で可動させることが多い。しかしゼロフィールドは、消費電力の削減に成功し、それにより熱量や騒音の問題も解決。アパートやマンションでも安全かつ快適なマシン稼働を実現し、今回のサービス提供に至っている。
(画像はプレスリリースより)
堅実な仮想通貨マイニング マイナーフィールド - 株式会社ゼロフィールド
http://minerfield.com/不動産業界の常識を覆す、空室×仮想通貨マイニングサービスを開始 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/