環境にやさしい家庭用発電システム
東京ガス株式会社は、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数3万台を2014年4月24日(木)に達成したと発表した。「エネファーム」の累計販売台数が3万台に達したのは東京ガスが初めてとなる。
(画像はプレスリリースより)
「エネファーム」について
「エネファーム」は、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させ、発生した電気を家庭内で利用するシステム。
従来の火力発電所からの電気と都市ガス給湯器からの給湯を行う方式に比べると、送電ロスがなく発電の際に出る熱も給湯に利用できるため環境にやさしい方式だ。
東京ガスによると、エネファームを利用することにより年間の光熱費を約5~6万円節約、年間のCO2排出量を約1.3トン削減できるとしている。
今年度は16,000台の販売を目指す
東京ガスは、2009年5月に世界で初めて一般住宅向け「エネファーム」を販売、2014年4月にはマンション向け「エネファーム」を販売開始した。以来毎年販売台数を伸ばし、今年、累計販売台数3万台を達成した。
同社では、今年度16,000台の販売を目指しているとのこと。今後も「エネファーム」の普及を通じて、快適な暮らしと地球環境の保全、電力ピークカットなどに貢献していきたいとしている。

プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140424-01.html