マンション管理会社との付き合い方がわかる本
2014年4月21日、株式会社言視舎から、新刊書籍『知って得するマンション管理の話』が発売される。価格は1620円。
(image:Amazon)
実体験に基づいて、マンション管理会社との上手な付き合い方・交渉術を解説、管理のコストパフォーマンスを向上させる智恵を提供する一冊だ。
著者の長谷川紘之氏は広告代理店に17年、管理会社一期2年の勤務を経て広報企画会社を設立。起業支援企画などを実施している。
実際に起こったトラブルと対処の過程を解説
ほとんどの区分所有者(マンション居住者)は、マンションの管理や管理会社に深く関わることがあまりなく、関心があったとしても現実的に関与するのは難しいという現状を問題視する。
当事者意識を欠いたままの管理組合で、実際に起こったトラブルを紹介。また、関連する管理法令を、ポイントを押さえて収載している。
「マンションの管理組合、管理会社とは」の章では「管理組合の運営と定期総会」「理事会とは」「管理会社とは」「ライフライン確保のための管理会社」といった、管理組合、管理会社に関する基本的な解説を取り上げる。
そして、ずさんな丸投げ工事の結果、追加徴収金を支払わなければならなくなった実体験や、管理組合の総会、理事会を通して管理会社を変更するに至った経緯を綴る。
また、管理規約の改訂、管理組合の活性化、理事の高齢化対策、マンション管理会社との交渉術などについても触れる。
当事者意識をもってマンション管理に携わることは、超高齢社会をポジティブに歩むヒントになり、起業にもつながっていく。『知って得するマンション管理の話』では、積極的なマンション管理が生活の質の向上に結びつくことを訴えている。

株式会社言視舎 新刊情報ページ
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