金利下落傾向が続き返済額低減
独立行政法人
住宅金融支援機構(本店:東京都文京区、以下:住宅金融支援機構)は3月25日、平成25年度の民間住宅ローンの借り換え実態調査結果を発表した。
(画像は、平成25年度民間住宅ローン借り換え実態調査より)
主な調査事項は、借り換えによる金利タイプの変化と借り換え理由。それによると、借り換え理由の大半が金利が下がり返済額が減少するとの回答結果となった。
調査方法概要
調査は平成25年10月19日から21日にかけて実施され、調査会社に登録する民間の住宅ローン借り入れの人で、平成24年11月から平成25年10月の期間中、借り換えをした人が対象。
ネット上でアンケート調査を行い、有効回答数は1287件。
低金利のうちに固定金利商品を選ぶ傾向に
借り換えによる金利タイプの変化では、全期間固定型を含めた期間固定金利商品に変えた人がおよそ半分をしめた。また、平成24年までは金利固定型・変動型がほぼ同じ割合だったのが、その後は固定金利商品を選ぶ傾向となっている。
(画像は、平成25年度民間住宅ローン借り換え実態調査より)
更に、最初に借り入れしてから借り換えするタイミングは4割以上の人が5年から10年以内に借り換えをするという。また、年齢が高い人や、世帯年収が中間型の層では全期間固定型への借り換え割合が低くなる傾向となっている。

平成25年度 民間住宅ローン借り換え実態調査 概要(pdf)
http://www.jhf.go.jp/files/300168151.pdf平成25年度 民間住宅ローン借り換え実態調査 詳細(pdf)
http://www.jhf.go.jp/files/300168125.pdf住宅金融支援機構
http://www.jhf.go.jp/index.html