三大都市圏は価格上昇傾向
この調査は、全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を集計し、天気マークで表示する「2014年2月度中古マンション価格天気図」を発表した。同調結果によると価格上昇傾向を示す「晴」マークが前月の17から21に増加し2008年3月以来の多さとなった。
天気マークは、「70平米に換算した中古マンション平均価格」「前月からの変動率」「13カ月移動平均の変動率」が適用基準となっている。2014年2月の売事例数は、57,984件で前月比1.2パーセント上昇、前年同月比12.7パーセント上昇となった。
三大都市圏と地方圏の状況
首都圏は、東京都・神奈川県・埼玉県が上昇、千葉県が下落し、平均1.4パーセント上昇した。近畿圏は、大阪府・兵庫県・京都府が上昇し、平均1.8パーセント上昇した。中部圏は、愛知県・三重県・静岡県が上昇、岐阜県が下落し、平均3.4パーセント上昇した。
地方圏では、北海道・山形県・岩手県・茨城県・栃木県・香川県などは上昇したが、青森県・石川県・和歌山県・沖縄県などは下落した。
全体的には、天気改善地域が11地域から14地域に増加し、悪化は4地域で、晴れの地域が21地域となり、2008年3月の統計開始以来の多さなり、全国的に回復傾向が継続している。

東京カンテイ
http://www.kantei.ne.jp/東京カンテイのプレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201402.pdf