3大都市圏共に順調!!
東京カンテイは、3大都市圏の2月度分譲マンション賃料(1平方メートル当たり)を発表した。首都圏の分譲マンション賃料は、前月比-0.4%の2,563円で2ヶ月ぶりに弱含んだものの、依然高い賃料水準を維持している。
(画像は、東京カンテイ プレスリリースより)
東京都は+0.2%の3,031円で4ヶ月連続で上昇したが、上昇傾向は鈍化している模様。神奈川県も+2.1%と4ヶ月ぶりに上昇。埼玉県も+0.2%と2ヶ月ぶりに上昇した。千葉は-0.3%と下落基調から脱していない。
近畿圏は前月比+0.2%の1,842円と3ヶ月連続で上昇し、2009年のデータ公表以来の最高値を更新している。大阪府では、+0.6%と昨年8月以来、再び強含んでいる。兵庫県は+0.2%と3ヶ月ぶりに上昇した。
中部圏の上昇、著しい!!
中部圏は前月比+2.8%の1,591円と急上昇し、直近一年間の最高値を更新している。特に、愛知県では+3.0%の1,617円と4ヶ月連続で上昇しており、1,600円台を突破した。
その背景として、名古屋市全域で賃料水準が強含んでいることが挙げられる。その他、平均築年数の若返りがある。平均21.1年から20.4年と0.7才分若返り、分譲マンション賃料が前月比+3.4%の1,720円と4ヶ月連続で上昇したことが影響している。

東京カンテイ 2月度市況レポート
http://www.kantei.ne.jp/release/