マンション購入後のアフターサービス満足度を調査
不動産マーケティングの
アトラクターズ・ラボ株式会社(本社:東京都千代田区、以下:アトラクターズ・ラボ)は2月28日、「新築分譲マンションのアフターサービス(定期診断)満足度調査2014」の調査結果を発表した。
アトラクターズ・ラボが運営し、16万人以上の会員を有する「住まいサーフィン」から新築分譲マンションを購入し、平成20年以降に入居してアフターサービスを受けた会員を対象としている。
この調査は平成22年から毎年実施し、今回で5回目。今回は平成25年12月6日から25日にかけて調査し、有効回答は818。
(画像は、満足度調査2014結果表、アトラクターズ・ラボのプレスリリースより)
東京建物が大きく順位を上げトップへ
過去2年の調査では、
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区)と
野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区)、
住友不動産株式会社(本社:東京都新宿区)の3社で上位争いをしていた。
今年はこれら3社を抑え、昨年の調査で9位だった
東京建物株式会社(本社:東京都中央区)がトップに立った。
アフターサービスで競争激化
アトラクターズ・ラボでは今回の結果について以下のように分析する。
アフター満足度へは内覧会満足度、基準到達度、接客態度が影響する。東京建物は内覧会満足度で高い評価を得ており、これがアフター満足度で1位となった要因である。
(アトラクターズ・ラボ プレスリリースより引用)
分譲デベロッパーは近年、アフターサービスなど入居後サービスに力を入れており、大手は得点差がつきにくくなってきているという。
実際、今回の調査でも2位から6位までは1.7ポイントの差しかなく、今後もアフターサービスを中心とした競争が過熱しそうだ。

アトラクターズ・ラボ プレスリリース
http://www.a-lab.co.jp/research/press140228.html