イケアとの共同プロジェクト
UR都市機構神奈川地域支社は、世界最大級のホームファニッシングカンパニーであるイケアと共同で、築45年の横浜市旭区にある左近山団地の他、3つの団地において、カラーコーディネートやキッチンなどのリデザインを実施するプロジェクトに取り組んだ。
このプロジェクトは平成25年1月からURではイケアがサポートする家具などのコーディネートによって、UR賃貸住宅の魅力を伝える取り組みをしており、今回はそれを発展させた物である。
(画像はニュースリリースより)
リデザイン概要
築45年が経過した左近山団地においては、新婚世帯を想定したキッチンなどの水廻りや壁紙などのコーディネートを行った。
また、霧が丘グリーンタウン、港北ニュータウンビュープラザセンター北、ベイシティ本牧南においては、「まち」に応じたターゲット層を想定したキッチン改修やカラーコーディネートを行った。
2月15日~23日の10時から17時までモデルルームを公開し同時に住居も募集開始する。
プロジェクトの背景
郊外の団地においては、高齢化が急速に進んだために、今まで構築された環境やコミュニティを活用し、安心して生活ができるように再生する必要がある。
UR神奈川地域支社では高齢化社会への対応として、奈良北団地などにおいて、高齢者向けのサービスを提供した「見守り住宅」や街全体を活性化する「ルネッサンス洋光台」の取り組みを、進行させている。
今回はイケアの一番の特徴である「快適な毎日の暮らし方」についてのノウハウを活用した空間作りを追求して、物件のリデザインを行った。イケアとURは、このコンセプトに共感する世代が入居することによって、幅広い世代が暮らし、次の世代に引き継がれるコミュニティが推進されるようになることを目標とする。

イケアとURが郊外団地のリデザインプロジェクトを実施
http://www.ur-net.go.jp/kanagawa/press/pdf/h26/20140206.pdf