マンションにおけるコミュニティを調査
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区)を代表とする
サステナブル・コミュニティ研究会は2月14日、「マンション・コミュニティに関するアンケート調査」を実施し、その調査結果を発表した。
(画像は、サステナブル・コミュニティ研究会HPより)
調査は、三井不動産グループにて管理を行っている関東エリアのマンション約1,600棟の管理組合を対象とし、平成25年11から平成26年1月の期間で行い、691の管理組合から回答を得た。
管理組合の活動実態、課題などが明らかに
この調査を通じ、マンション・コミュニティ形成に関わる仕組みや活動の実態、課題意識など様々な状況が明らかになった。
マンションの管理組合として「マンション内のコミュニティ形成」についてどのような対応をしているかとの問いに、「特に活動していない」との回答が 60%以上にのぼり、「総会・理事会等で審議・協議」しているとの回答は29%にとどまった。コミュニティ形成について、大半のマンション管理組合で主だった活動は行っていないとしている。
また、管理組合以外で自治組織が有るかについての問いには、70%が「管理組合しかない」と回答し、「居住者を対象とした自治会・町会が別に有る」との回答は 30%弱となった。
(画像は、調査報告の表 マンション・コミュニティに関するアンケート調査より)
サステナブル・コミュニティ研究会とは
アドバイザリーボード委員(有識者)や各種外部団体と共同で、研究成果を社会に発信していく研究会として平成23年7月に発足した。このプロジェクトの参加団体は以下の通り。
●三井不動産レジデンシャル株式会社
●三井不動産住宅サービス株式会社
●アドバイザリーボード委員(外部有識者)
●株式会社さとゆめ
●杉浦環境プロジェクト株式会社
●ステップチェンジ株式会社
(サステナブル・コミュニティ研究会のHPより引用)
『居住者が楽しく・安心して暮らせ、次の世代にも、さらにその次の世代にも住み続けてもらいたいと思えるような地域社会(サステナブル・コミュニティ)』のあり方を策定、支援を行っている。

マンション・コミュニティに関するアンケート調査(pdf)
http://www.mfr.co.jp/company/サステナブル・コミュニティ研究会 ホームページ
http://sustainable-community.jp/sc/