可動間仕切り、『どこでもウォール』導入
中古マンション再生ビジネスを展開する株式会社インテリックスは、様々なライフスタイルに対応できる新しい住空間として、可動間仕切り『どこでもウォール』(特許申請中)を導入したリノヴェックスマンションの販売を2104年2月より開始する。
『どこでもウォール』を使うことによって、住む人の家族構成やライフスタイルの変化および用途に応じて室内空間を自由に作ることが可能となる。固定された間取りにあわせて生活するのではなく、間仕切りを生活にあわせて変化させるというプランニングである。
インテリックスでは、目黒区柿の木坂のマンション(47平米)を手始めに、今後販売するリノヴェックスマンションの約10%に当たる100件程度の供給を予定している。
(画像はニュースリリースより)
『どこでもウォール』とは?
動くことが最大の特徴である『どこでもウォール』は、家族構成やライフスタイル、用途が変わっても、必要なときに必要なだけ自由に空間を作ることが可能となる。また、自分で動かすことができるため、リフォーム工事が不要となり、コストを抑えることが可能となる。
導入の背景
近年、首都圏においては、共働き夫婦の増加や少子化の影響を受けて、広さよりも都心へのアクセスや利便性が重視される傾向にある。そして、価格も手ごろな50平米前後のコンパクトサイズの住居に対し、関心が高まっている。
また、住まいに対する意識も変化しており、住まいに対して自分らしさを表現するためにオリジナリティある住まいを求める人が増加している。
だが、現在供給されている50平米前後のマンションは大半が1LDKや2LDKの物件である。1LDKでは家族でクラスには部屋数が不足し、2LDKでは部屋数はあるが、それぞれの部屋のサイズが中途半端であるといった住む人のニーズを満足させる間取りではない。この点でニーズと間取りプランの不一致が発生している。これは従来の不動産業界では、暮らしやすさではなく売りやすさを重視していたからである。
そこで、インテリックス株式会社は住む人の様々なニーズに応えるリノベーションの発想からうまれた『どこでもウォール』を利用した新しい住空間プランニングを提供することとした。

『どこでもウォール』を導入したリノヴェックスマンション誕生(ニュースリリース)
http://www.intellex.co.jp/ir/data/news/news_20140204.pdf株式会社インテリックス
http://www.intellex.co.jp/