JR京浜東北線駅別の中古マンション平均坪単価
東京カンテイは、同社のデータベース(3309件)に登録されている中古マンションの売り希望価格をもとに、駅ごとに平均坪単価を算出した。
同沿線の大宮から田端駅は上昇基調となっている。同区間の3.3平方メートルあたりの平均価格は115万円で、1年前に比べて2万円(1.3パーセント)上昇した。平均築年数は20.8年、平均専有面積は60.1平方メートルで、最高価格は田端の181万円であった。
主な駅の事例の状況
「大宮」では、築30年以上の事例が増加し平均価格を7万円下げたが、個々の事例を見ると値上がりが目立つ状況となっている。「北浦和」では、築30年以上の事例が大幅に減少し上昇基調で、築10年以内のファミリー型で3,000万円台前半から4,000万円未満が相場となっている。
「浦和」では、下落事例が多いが、築10年以内の事例が上昇し、また、坪200万円超の事例が増加し、強めの基調となっている。「南浦和」では、築30年以上の事例が微増し、平均価格が下落したが、個々の事例では上昇事例が多い。
「蕨」では、築30年以上の事例が半減し、上昇事例が多数を占めている。「西川口」は、ほぼ横ばい。「川口」は、築20年以内、ファミリー型の事例が上昇傾向となっている。
「赤羽」は、坪200万円以上の事例が減少するなど弱含みの基調となった。「田端」は、幅広い築年数の事例が値上がりし上昇基調となっている。

東京カンテイ
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