不動産価格は上がり調子
不動産情報サービスのアットホーム株式会社が、2013年11月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格の調査データを発表した。
新築戸建の成約価格は前年同月比で9か月連続上昇、首都圏全エリアで2か月連続の上昇。中古マンションの成約価格は2か月連続の上昇となった。
新築戸建は価格上昇傾向
東京都23区での新築戸建成約物件の価格帯別割合は、5,000万円以上が31.4%、4,000万円台が30%、3,000万円台以下が38.6%となり、5,000万円以上の成約が2か月連続で3割を超えた。4,000万円以上の物件が6割を超えるのは6か月ぶりだ。前月比も4か月連続で上昇している。
首都圏全体の新築戸建平均成約価格は3,324万円で、前年同月比4.5%上昇。平均登録価格は3,207万円で、前年同月比0.2%ダウンした。
中古マンション価格も上昇傾向
東京都23区での中古マンション成約物件の価格帯別割合は、4,000万円以上が10.9%、3,000万円台が22.7%、2,000万円台が34.5%、1,000万円台以下が31.9%となった。
首都圏全体の中古マンション平均成約価格は2,188万円で、前年同月比8.3%上昇。平均登録価格は2,244万円で、前年同月比7.7%プラスとなった。価格が高い東京23区での成約数が大きく上昇したことが要因とみられる。
ただし、10月と比べて平均面積が23区で3.3%、首都圏平均で3.1%縮小しており、前月比は再びマイナスに転じた。

アットホーム株式会社2013年ニュースリリース
http://athome-inc.jp/pdf/market/13122601.pdf