価格上昇に一服感があり、“回復傾向から安定局面に変化”
東京カンテイは12月24日、「2013年11月度 中古マンション価格天気図」 を発表した。
全国47都道府県の「天気マーク」数では、「薄日」(価格はやや上昇傾向にある)が13地域で最多。次いで「晴れ」(価格は上昇傾向にある)が11地域。首都圏、東北、九州で回復が続くが、全国的な価格回復傾向は鈍化。価格上昇に一服感があり、“回復傾向から安定局面に変化”としている。
首都圏、近畿圏の中古マンション価格は前月比+0.1%で概ね安定
三大都市圏における、都道府県別中古マンション70平米換算価格の推移では、東京都が3,712万円で前月比-0.1%、神奈川県が2,420万円で同-0.1%とほぼ横ばい。埼玉県は1,863万円で同+ 0.5%、千葉県は1,827万円で同+2.2%それぞれ上昇。首都圏平均は2,823万円で同+0.1%上昇し概ね安定している。
近畿圏は、大阪府が1,847万円で前月比-0.3%下落、兵庫県は1,783万円で同+0.5%上昇、京都府は2,144万円で+1.3%上昇。中心府県では回復傾向が続いている。また、滋賀県は1,501万円で同+0.9%上昇、奈良県は1,171万円で同+0.5%上昇した。近畿圏平均は1,819万円で同+0.1%と安定傾向となっている。
中部圏は、愛知県が1,546万円で前月比+1.6%上昇、岐阜県は1,208万円で-1.7%下落、三重県は1,154万円で-2.3%下落、静岡県は1,190万円で+0.5%上昇。中部圏平均は1482万円+0.8%上昇となっている。

東京カンテイ ニュースリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201311.pdf