マンションニュース
2025年06月04日(水)
 マンションニュース

巨大地震が来るそのときー高層ビルは大丈夫?

管理組合
賃貸
税金
耐震
住宅ローン
保険
その他
新着ニュース30件






























巨大地震が来るそのときー高層ビルは大丈夫?

このエントリーをはてなブックマークに追加
世界最大規模の実験
防災科学技術研究所と鹿島建設らは12月11日、巨大地震に対する高層ビルの耐久性を調べる公開実験を行った。地震の規模が大きくなると、「長周期地震動」が大きくなり、高層ビルなどの大きな建造物は共振して大きく揺れる。実験はこの揺れに対する耐久性も含めて検証が行われた。

E-ディフェンス
(この画像はイメージです)

実験内容
警戒される「南海トラフ巨大地震」で首都圏・名古屋・大阪に発生する揺れを想定し、高層ビルが崩壊するまでの余裕度を測定した。また、加速度計や振動計などを使用し、階層ごとの全体的な損傷、接合部ごとの部材損傷の推定も行われた。

実験に使用されたのは、兵庫県三木市にある大型震動破壊実験施設「E-ディフェンス」。1980~90年代に設計・施工されたビルをもとに、18階建て相当の建物を3分の1に縮小した試験体の破壊実験が行われた。試験体の大きさは、高さ25メートル、重さ420トンで、世界最大規模の実験となった。

実験結果
想定されるマグニチュード8.7の揺れを与えたところ、建物の屋上部分では最大40メートルの揺れが見られたが、柱や梁(はり)に問題はなかった。さらにその3.8倍の揺れを3回与えると、柱部分の鉄骨が大きく曲がり、ビルは崩壊した。

南海トラフ巨大地震は、2011年の「東北地方太平洋沖地震」の国内観測史上最大規模のマグニチュード9.0を上回るおそれがあると言われている。今回の実験では、1980年代以降に設計・施工されたビルならば十分な耐震性があることが分かった。

実験結果は今後の新たな地震対策に活用されていく。


外部リンク

独立行政法人防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター
http://www.bosai.go.jp/hyogo/index.html
Amazon.co.jp : E-ディフェンス に関連する商品
  • 民泊運営管理ツール「m2m Systems」、稼働日数カウントと180日アラート機能を追加(9月22日)
  • 「相続のここが変わった」がわかる書籍「図解わかる相続・相続税」発売(9月21日)
  • 東京カンテイ調べ、8月東京都分譲マンション単位賃料は前月比6か月連続下落(9月20日)
  • 不動産経済研究所調べ、8月首都圏新築マンションの新規発売戸数が大幅減少(9月20日)
  • 和不動産、セミナー「親も子も満足できる収益物件を活用した相続税対策」10月開催(9月16日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->