低価格で「見える化」
エネルギー監視システムの専業メーカーである渡辺電機工業株式会社から
「新エネルギー監視システム」が発売される。本システムは太陽光発電の発電量の監視、ビル・マンションの消費電力の監視、ガス・水道使用量の監視をすることができる。
(画像はプレスリリースより)
本システムは「小型エネルギー計測器(WTM-PW)」と「エネルギー監視ソフト(WRS-KBR)」から構成されており、エネルギーの「見える化」を行うソフトウェアは無償で提供される。価格は業界最低水準価格100,000円(税抜き)からとなっており、12月2日(月)から受注を開始する。
本システムの特徴
無償ソフトウェア「エコノ見分録」を使用して太陽光発電の発電量・売電量を見ることができる。「見える化」することによって電気料金を決めるピーク電力(デマンド電力)を知ることができ、目標とする電気料金を超えそうな場合にはコントロール機能が空調機等を制御する。
また、最大5台のパソコンが1本のソフトウェアにアクセスできるので、社内で使用する場合には複数の担当者が同時に発電量と消費電力を監視することができる。
政府の補助金によってビル・マンションの省エネ監視システム市場が急激に拡大する中、機能、使いやすさ、価格共にユーザーが満足できる商品は市場に少ない。そこで本システムが開発され、導入と運用共に簡単な簡易計測システムが低価格で販売される。初年度の販売目標は2,000システム、発売後3年間で10,000システムを目標としている。

渡辺電機工業株式会社 プレスリリース
http://prtimes.jp渡辺電機工業株式会社HP
http://www.watanabe-electric.co.jp/