内覧会は物件チェックの最終関門。
不動産の達人、個人向け不動産コンサルティングの株式会社さくら事務所(代表者:大西倫加)は、新築マンションの内覧会時に発覚する不具合の事例ランキングを公開した。
(画像はニュースリリースより)
年度末に向けては施工品質のばらつきが大きい時期。
ランキング1位は「建具・扉のガタつき」で、開閉するたびに何かにぶつかる、床がこすれてしまうなどの事例だ。開閉することが可能なすべての扉や建具は、実際に開閉してみることが重要だ。
2位は「壁や床の傾き」で、許容誤差(一般的に3/1000mm)以上の傾きがあった場合に、家具や物がぐらつく可能性があるのだという。こちらは、水平器などを自分で用意してチェックすることで発見をしたい。
3位は「浴室換気ダクトの排気漏れ」で、これを見逃してしまうと浴室の湿った空気が天井裏に排気され湿気がたまってしまうのだという。浴室点検口からの確認を忘れないようにする必要がある。
以下、4位には「壁・クロス下地の凸凹 」、5位には「床の凸凹」と続いている。
しっかり予習してすべての不具合を発見したい。
内覧会は、自分が購入したマンションの部屋をはじめて見ることができる楽しいイベントである一方、購入者自らが部屋の仕上がりについてチェックができる最後の機会となる。
何かと慌ただしい内覧会ではあるが、ランキングにあがっている事例については最低でも頭に入れてから参加すれば、不具合の発見確率はぐっと高まるであろう。
さくら事務所では、ランキングにあがった5項目以外のポイント解説や、5項目についてのさらに詳しい解説の希望にも応じてくれるとのことだ。

株式会社さくら事務所によるニュースリリース
http://www.dreamnews.jp/press/0000085350/株式会社さくら事務所ホームページ
http://www.sakurajimusyo.com/