今が狙い目?
不動産経済研究所の調査によると、10月度に23区内で販売契約されたマンションのおよそ3割がコンパクトタイプの2LDKだった。少子化、少世帯化、不景気などが背景にあるとみられる。
自分が住むためだけでなく、投資目的でコンパクトマンションを購入する人も多い。だんだんと価格は上昇しているが、契約率も高くなってきている。金利上昇の見込みもあり、今のうちに買っておこうという人が増えているようだ。
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人気の理由
コンパクトマンションの特徴は、交通の便が良いなど、立地条件が良いことだ。また、面積が小さいぶん価格が安く買いやすい。新築だけでなく、中古のコンパクトマンションも人気がある。
また、以前とは家に対する考え方が変わってきているのも要因の一つだろう。一度家を購入したらずっとそこに住み続けるのではなく、自分の環境に合わせてその都度最適な場所に住み変えていくという人も少なくない。
「買う」メリット
コンパクトマンションの購入層は主に単身者だ。女性の購入者も多い。基本的に立地条件が良いコンパクトマンションは住み替えしやすく、結婚を機に賃貸する場合、立地がいいだけで好条件の取り引きができる。
将来は賃貸収入を得る手段としても使えるコンパクトマンション。資金に余裕があるなら、一度購入を考えるのもいいかもしれない。

不動産経済研究所
http://www.fudousankeizai.co.jp/Icm_Web/dcPg/Hm_Top.html