研修と認定を受けたマンション管理士が携わる
マンション管理士育成・認定組織プロナーズは、株式会社フォークラスと共同で、マンション管理組合コンサルティング事業「ASETUS(アセタス)」を11月20日から始めた。
(画像はプレスリリースより)
このサービスでは、プロナーズで研修を受け、実務能力の認定を受けたマンション管理士が、専門知識と実績に基づいたコンサルティングを行う。
また、バックマージンの禁止や、管理費削減成果報酬型など不透明な報酬形態の排除、利益相反時の報告義務など、独自の倫理規定を定め、管理組合の立場に立ったサービスを提供する、としている。
主なサービスとして、管理委託契約見直し、大規模修繕、管理規約改正など、専門知識が必要とされる分野のコンサルティングを主に行う。
管理組合の立場に立った専門家を
この事業の背景には、管理組合の立場に立った専門家の必要性が増していることにある。
多くの場合、管理会社が管理組合の運営を助けてきた。しかし、管理組合と管理会社の利益とが相反することがあり、望ましい状況とは言えなかった。また、独立してマンション管理組合のコンサルティングを行う専門家が少なかった。
そのため、アセタスの運営主体であるプロナーズは、その分野の実績を積んだメンバーにより、マンション管理士の実務研修と認定業務を行い、管理組合の立場に立った専門家を養成し、コンサルティングを行う。

ASETUS(アセタス) ニュースリリース
http://www.asetus.jp/news_entry/株式会社フォークラス プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/