広がるリノベーション
中古マンションのリノベーションなどを手がけるe-Do建築不動産オフィスが、2013年11月1日から新サービスの提供を開始した。「購入希望者の立場に立つ」ことをコンセプトとし、購入希望者の環境をベースに物件選びをサポートする。当面は東京近郊が対象地域となる。
ただ物件を紹介するだけではない。耐震診断、リノベーションの設計、施工監理までを一貫して行うワンストップ型のサービスであり、購入者の負担が軽くなることが期待できる。
(画像はプレスリリースより)
サービスが生まれたきっかけ
エコブームの中、欧米では中古住宅の流通率が高くなっている。しかし、日本では中古、ということに不安を感じる人が多いこともあり、なかなか流通しづらい。一般的な仲介では、中古住宅を選ぶ際の材料も見た目や築年数が基準になってしまう。
そこで、ただ売るのではなく、「一緒に探す・つくる」をモットーに、資産としての価値が高い住宅を提供しよう、というのがこのサービスだ。
3つのサービスで安心を
e-Do建築不動産オフィスが掲げるのが以下の3つのサービスだ。
■資金とファイナンシャルプラン診断
各購入希望者のライフイベントに合わせて、住宅ローンの返済計画と不動産購入前後の資産バランスシートを作成します。
■建物と立地の価値診断
中古マンション・中古住宅の耐久性・耐震性、耐災害性の診断を行います。また、人的価値であるマンション管理体制の診断を行います。
■リスク回避のための収益性診断
転職・退職・倒産・為替・インフレ・デフレ・国家破綻などのあらゆるリスクを想定し、物件の収益価値と流通性(売り易さ・貸し易さ)を掌握します。―(プレスリリースより)
リノベーションがブームになっており、次々と新しい物件が出てくるが、ほとんどが「キレイにしたからどうですか」というもの。そんな中、このサービスはまず「どうしたいか」から始まり、それを形にするところまでを一貫して行う、全く新しいサービスだ。家造りにはこだわりたい、という人にはぴったりかもしれない。

e-Do建築不動産オフィス
http://www.edo-architecture.com/