民泊運営にあたって負担となる消防設備費用
matsuri technologies株式会社は、2018年8月21日、「二毛作民泊パートナーシップ」として業務提携を、ユニオンテック株式会社との間で開始したと発表した。
matsuri technologiesは、民泊運営管理システム『m2m Systems』を展開する企業。ユニオンテックは、工事依頼者と職人を直接マッチングするサービス『CraftBank』を運営する企業。「二毛作民泊パートナーシップ」では、民泊運営にあたって負担となる消防設備費用を削減するという。
『CraftBank』で、消防設備の見積もりなどを算出
民泊許可を申請する際には、消防法令に適合していることを証明する書面の添付が必要となる。この事情は、特区民泊であっても簡易宿所型民泊であっても変わらない。法令で定められた消防用設備は、用途および面積などによって設置されるべき設備が異なる。高額な設置費用を支払わなければならなくなるケースもあり、民泊運営における大きな課題となっていた。
この課題を解決すべく、「二毛作民泊パートナーシップ」は開始された。この提携では、まずmatsuri technologiesのツール『民泊・簡宿適法チェッカー』を利用し、適法性を無料で確認。適法と判断された場合、ユニオンテックの『CraftBank』を通して、消防設備の見積もりなどを算出し、オンラインで職人に直接依頼する。
手数料などのコストをオーナーに還元
「二毛作民泊パートナーシップ」では、手数料などのコストをオーナーに還元することが可能となる。また、費用の支払いが難しいオーナーに対しては、matsuri technologiesが物件借り上げて運用することも可能となっている。
matsuri technologiesは今後も、日本国における住宅宿泊事業を新しい産業として確立すべく、パートナーシップ企業がもつノウハウやアセットを共有するとしている。
(画像はプレスリリースより)
matsuri technologies株式会社
https://www.matsuri.tech/CraftBank- ユニオンテック株式会社
https://craft-bank.com/二毛作民泊パートナーシップで消防設備費用を削減。ユニオンテック株式会社と提携をスタート - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/