8月6日から9月30日まで実施
大東建託株式会社は、2018年7月31日、同社グループが管理する賃貸住宅においてシェアサイクルの試行を開始すると発表した。
この試行は、「千葉都心エリア」および「幕張新都心エリア」の賃貸住宅において、今年8月6日から9月30日まで実施される。
互いに必要な時だけ自転車を利用するシェアサイクル
2017年5月の「自転車活用推進法」施行以降、自転車の活用は様々な方面から関心を寄せられるようになった。交通手段としての利便性のみならず、災害時における機動性や健康増進への効果、また環境にやさしい移動手段である点などから、自転車は注目を集めている。
こうした状況を受け、今回のシェアサイクル試行は実施される。シェアサイクルは、自転車を所有せずに他の人とシェアし、互いに必要な時だけ自転車を利用するサービス。利用者は、街中に設置された自転車貸し出しステーションから自由に自転車を借り、自由に選んだステーションに返却することができる。
オーナーの資産価値向上、地域社会への貢献を目指す
この試行に用いられるシェアサイクルサービスは、ecobike株式会社が運営・提供を担う。同社は、シェアサイクルプラットフォーム『HELLO CYCLING』を利用したシェアサイクルサービス『ecobike powered by HELLOCYCLING』を提供している企業。試行対象となる賃貸住宅は、約20棟を予定しているという。
この試行において大東建託は、物件オーナーの資産価値向上のみならず、二酸化炭素削減・違法駐輪の削減・市街地の混雑緩和などの効果により地域社会への貢献も目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
賃貸住宅にシェアサイクルを導入 - 大東建託株式会社
http://www.kentaku.co.jp/