未来の集合住宅を考えるプロジェクト
2018年6月21日、阪急阪神不動産株式会社は、プロジェクト「LIVING STYLE 2025 住まいの未来」(以下、同プロジェクト)の具体的施策の一例を、2018年7月7日(土)・8日(日)に阪急百貨店うめだ本店において開催する「阪急阪神LIVINGフェス2018」の特設ブースで公開すると発表した。
特設ブースでは、具現化に向けたプロトタイプを展示し、建築家・隈研吾氏による同プロジェクトへのコメント映像などにより、見学・体感できるようにしている。
同社は、同プロジェクトについて、富士通デザイン株式会社およびオーストリア・リンツ市を拠点とするリサーチ機関のアルスエレクトロニカ(ARS ELECTRONICA)とともに、2016年度からディスカッションを重ね推進してきたが、この度、コンセプトを確立するに至ったとのこと。
「LIVING STYLE 2025住まいの未来」の概要
同プロジェクトは、「未来の人々の暮らし、環境の変化に対し、私たちはどのような住まいを提供すべきか。」を主題とし、「住まいと暮らしを取り巻く大きな社会変化」に着目して、ワークショップや議論を重ね、コンセプト「一棟まるごとHOMEな集合住宅not HOUSE, but HOME」を導き出した。
これまでの専有部・共用部という単なる空間の仕切り方だけに捉われず、周辺地域まで広げて人が関わり合える仕組みを構築することで、誰にとっても心地よいコミュニティがそこにある、そんな集合住宅の実現を目指していくとのこと。
(画像はプレスリリースより)
阪急阪神不動産 ニュースリリース
http://www.hhp.co.jp/data/pdf/2_302.pdf