「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金」の調査結果
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は6月25日、2017年度の「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金」の調査結果を公表した。
首都圏月額管理費は12,086円、同修繕積立金は10,013円
東日本レインズを通じて成約した首都圏全体の中古マンション1戸当たり平均月額管理費は12,086円、月額修繕積立金は10,013円で合計月額22,099円であった。
東京都の月額管理費は12,961円、修繕積立金は9,570円、合計22,532円。東京都区部はそれぞれ13,395円、9,429円の合計22,824円、東京都下は11,097円、10,179円の合計21,276円となり、区部と都下の差額は約1,600円だった。
埼玉県はそれぞれ10,487円、9,872円、合計20,579円、千葉県は10,744円、10,827円、合計21,572円、神奈川県は11,661円、10,610円、合計22,271円で、東京都と神奈川県では大きな差がみられなかった。
築年別では、経年化により管理費は下降傾向、修繕積立金は上昇傾向にあるが、合計金額は築20年以内では23,000円台、築21~30年で22,000円台、築30年超で19,000円台と下降傾向にある。
規模別の合計金額は、50戸未満が23,767円、200戸以上が25,040円と高額で、中間の戸数では22,000円前後という結果だった。
(画像はプレスリリースより)
公益財団法人東日本不動産流通機構のニュースリリース
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/rt/rt_201806.pdf