侵入窃盗だけでなく、侵入強盗やストーカー被害等、住宅における犯罪が多様化
2018年06月29日、エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ株式会社(以下、NTTメディアサプライ)は、株式会社プリンシプル(以下、プリンシプル)と協業し、プリンシプルのホームセキュリティサービスである「スマートルームセキュリティ」(以下、同サービス)の取扱を開始すると発表した。
住宅における犯罪(侵入窃盗等)は、認知件数自体は2004年以降減少傾向にはあるものの、2017年は約37,000件の侵入窃盗が発生しているうえに、侵入強盗やストーカー被害等、住宅における犯罪が多様化しており、共働きや単身世帯が増加していることも伴って、入居者不在時の防犯対策ニーズが高まっている。
このような状況で、マンション管理会社やオーナーのニーズに応えるため、警備会社との連携が強く安価なセキュリティシステムの構築・提供に強みを持つプリンシプルと、NTT西日本グループの中でマンション向け事業に強みを持つNTTメディアサプライは、共同住宅におけるセキュリティ向上に向けて協業することとなった。
「スマートルームセキュリティ」の概要
同サービスでは、感知センサーを窓やドアなどに設置し、不審者などの侵入を感知すると、異常信号をセキュリティ親機に伝達し、セキュリティ親機は警報を発して侵入者を威嚇するとともに、あらかじめ設定された5つまでの事前登録先に「異常事態発生」をアプリとメールで通報する。
また、利用者には玄関等へ貼付のできるステッカーを配布する。
さらに、オプションサービス(警備会社駆付けオプション)に加入すると、緊急時に警備会社に現場駆付けを依頼することができる。
同サービスにより、マンション管理会社やオーナーは、小さい負担でセキュリティの向上が期待でき、利用者に配布するステッカーを玄関等に貼付することで、空き巣等の犯罪の抑止効果が期待できる。
なお、NTTメディアサプライまたはNTT西日本が、マンション向けインターネット「DoCANVAS」または「フレッツ 光ネクスト マンション全戸加入プラン」とセットで提案することで、マンション管理会社やオーナーは、部屋毎に個別のインターネット回線を準備することが不要となる。
(画像はプレスリリースより)
NTTメディアサプライ ニュース&トピックス
http://www.nttms.co.jp/news/news_smartsecurity-start.html