顔認証によりチェックインを自動化
株式会社グランドゥースと株式会社トランザスは、2018年6月16日、民泊施設向けの自動チェックインシステムを共同開発すると発表した。
グランドゥースは、民泊運営に必要なサービスをワンストップで提供している企業。トランザスは、IoTデバイスの開発・製造などを手がける企業。同システムは、民泊施設の顔認証によるチェックインの自動化と、監視などの遠隔オペレーションを実現するというもの。
遠隔のオペレーションセンターから監視も可能
安全な民泊運営のためには、「確実な本人確認」「本人チェックインの確認」「本人確認書類の回収」が必須となる。しかし、複数の民泊施設を運用してる場合、これらの確認は多くの労力が必要とするという課題があった。
グランドゥースとトランザスが開発するシステムは、これらの課題を解消する。同システムでは、宿泊施設のエントランスもしくは玄関前に専用端末を設置し、宿泊者のパスポートのスキャンおよび顔写真の撮影を実施。スキャンされた顔写真と撮影された顔写真が一致すれば、入室が可能となる。また、これらチェックイン作業は、遠隔のオペレーションセンターから監視することも可能となっている。
健全な民泊の普及と宿泊者の利便性向上に貢献
同システムは、本人確認や宿泊者名簿の作成、パスポートの確認・コピーの取得などを簡略化する。施設運営者にとっては大きな労力削減となり、また宿泊者にとっても利便性も向上すると、両社は考えている。
両社は同システムについて、2018年12月のサービス提供開始を予定。健全な民泊の普及と宿泊者の利便性向上に貢献すべく、開発を進めるという。
(画像はプレスリリースより)

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