東京メトロ駅周辺マンションの価格上昇率ランキング発表
株式会社マンションマーケットは6月14日、東京メトロ各線の周辺マンションについて、3月19日時点における2017年2月と2018年2月の平均平方m単価を算出・比較し、価格上昇率ランキングを作成した、と発表した。
調査対象は東京メトロ9路線で、対象駅は東京都内。
対象マンションは、マンション相場情報サイト「マンションマーケット」に掲載されている2007年築で、駅から徒歩10分圏内(800m)に所在する分譲マンション。
上昇率トップは前年比7.60%増の銀座線
2018年2月におけるマンションの平均平方m単価上昇率トップは、銀座線で、前年比7.60%増(93万6,576円)だ。
銀座線は、東京の東西を走る渋谷・浅草間を結ぶ路線で、ほとんどの駅が東京都心にある。また、JRと連携している駅が多い
上昇率の高い主な物件は、青山一丁目駅のパークハウス赤坂新坂137.9%、浅草駅のスカイコート浅草雷門115.2%、日神デュオステージ浅草寿町112.6%、コンフォラス浅草110.3%、虎ノ門駅のグランスイート虎ノ門109.2%などである。
東京の都心に限らず、下町も上位にランクインしている。
下町の浅草や田原町は、ターミナル駅の上野に近く、銀座線で都心へ行きやすい。交通利便性が高いわりにネームバリューは低く、割安な物件が多いため、価格上昇率が上がったといえる。
2位は千代田線で前年比5.15%増(94万5,316円)、3位半蔵門線で同3.64%増(94万4,167円)、4位副都心線で同2.27%増(87万5,743円)、5位東西線で同1.46%増(86万7,881円)となった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社マンションマーケットのニュースリリース
https://mansion-market.com/sapuri/2018_tokyometro_assets/