港区30エリアのマンション単価上昇率のランキングを発表
株式会社マンションマーケットは6月18日、運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット」のデータから、東京都港区の30エリアを対象に2017年と2018年のマンションの平均平方m単価を算出し、価格上昇率のランキングを発表した。
価格上昇率は、2017年4月と2018年4月1日~17日の平均平方m単価から算出。
上昇率トップは西麻布、前年比4.48%上昇
マンション平方m単価上昇率トップは、西麻布の前年比4.48%増で、2018年4月の平均単価は101万7,851円だった。2位は南青山の同4.09%増の108万3,906円と、2つのエリアが4%を超えた。
3位高輪の3.93%増の88万4,863円、4位浜松町3.82%増の80万73円、5位西新橋3.58%増の97万895円と続いた。
港区は、マンション価格が高額にもかかわらず、さらに上昇している。
浜松町と西新橋の上昇率が高い理由は、再開発と利便性だという。
浜松町エリアの最寄り駅は浜松町・新橋・御成門・芝公園と、都心の駅が近く交通利便性が高い。
西新橋エリアの最寄り駅は新橋・虎ノ門・内幸町で、日比谷・有楽町方面も徒歩圏内にあり利便性が高い。
また、西新橋エリアは、虎ノ門ヒルズを中心とする虎ノ門1丁目~3丁目付近を中心とした大型都市再開発の恩恵を受けているという。
特に「桔梗備前ビル」は上昇率が24.94%もあり、このエリアの上昇率を押し上げているとのこと。
虎ノ門エリアも、単価は前年比3.32%増の116万9,026円で、7位にランクインしている。このエリアは、既に高額になっており、資産価値の大きな上昇は難しくなっている。
麻布や白金はトップ10にランクインしていない。理由は、浜松町や西新橋などより交通利便性が悪いため、とのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社マンションマーケット
https://mansion-market.com/sapuri/minatoku_area_ranking/