2018年5月度首都圏等の不動産流通市場動向を発表
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は6月11日、2018年5月度首都圏と札幌市・仙台市における不動産流通市場の動向について発表した。
首都圏とは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県。
都区部の中古マンション平方m単価は68か月連続上昇
2018年5月における中古マンション成約件数は、首都圏全体が前年同月比で6.6%減の2,785件となり、3か月ぶりに前年同月を下回った。
地域別では、東京都が前年同月比8.6%減の1,400件で、3か月ぶりに前年同月を下回った。埼玉県は同4.8%減の339戸で8か月連続減少、千葉県は同7.5%減の344戸で3か月ぶりの減少、神奈川県は同2.9%減の702戸で2か月連続減少した。
成約件数は、4か月ぶりにすべての地域で前年比減少となった。
中古マンション成約平方m単価は、首都圏全体が前年同月比3.2%増の51万700円で、2013年1月から前年比65か月連続の上昇だった。
地域別では、東京都区部が前年同月比3.8%増の74万9,700円で、68か月連続上昇した。東京多摩地域は同0.2%減の40万700円で、4か月ぶりに下落した。
埼玉県は同0.2%減の30万3,500円で7か月ぶりの下落、千葉県は同5.3%増の27万9,100円で2か月連続上昇、神奈川県は同4.1%増の42万5,700円で6か月連続上昇した。
(画像はプレスリリースより)

公益財団法人東日本不動産流通機構のニュースリリース
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201805_summary.pdf