2017年度第2回民間住宅ローン利用者の実態調査
独立行政法人住宅金融支援機構は6月5日、2017年度第2回民間住宅ローン利用者の実態調査の結果を発表した。
調査対象は、2017年10月~2018年3月の民間住宅ローンの利用者1,500名。
金利タイプ別利用割合は「変動型」が56.5%と最多
2017年度第2回の住宅ローン金利タイプ別利用割合は、「変動型」56.5%、「固定期間選択型」30.1%、「全期間固定型」13.3%であった。
前回調査(2017年4月~9月)と比較し、「変動型」は6.1ポイント増加、「固定期間選択型」は6.8ポイント減少、「全期間固定型」は0.7ポイント増加した。
固定期間選択型の期間の内訳は、10年54.0%、10年超15.9%、5年11.3%、3年10.8%となった。前回調査より大幅に変化した期間は、10年の8.3ポイント増、5年の6.3ポイント減だった。
全期間固定型でフラット35の利用割合は、前回より7.4ポイント増加し、54.5%となり5割を超えた。
住宅の種類別金利タイプの利用割合は、変動型が全種別で最も多いが、その中でも「中古マンション」が69.1%と最も高い。固定期間選択型では「注文建替え住宅」が36.0%、全期間固定型では「中古戸建住宅」が16.1%、と最も高かった。
金利タイプ別の最も高い融資率割合は、融資率90%~100%が最多で、「変動型」68.4%、「固定期間選択型」56.0%、「全期間固定型」54.5%であった。
(画像はプレスリリースより)
独立行政法人住宅金融支援機構のニュースリリース
https://www.jhf.go.jp/files/400346653.pdf