2018年4月の首都圏マンション・建売市場動向を発表
株式会社不動産経済研究所は5月21日、2018年4月度の首都圏マンション・建売市場動向を発表した。
首都圏マンション平均価格が6,000万円を下回る
2018年4月における首都圏マンションの新規発売戸数は、前年同月比14.6%減2,342戸で4か月ぶりに減少した。前月比でも35.3%減で、3か月ぶりの減少だった。
契約率は、前年同月比3.3ポイント減、前月比11.7ポイント減の63.0%となり、再び7割を下回った。
首都圏マンションの1戸当たりの価格は、3か月ぶりに6,000万円を下回り、前年同月比6.3%減、前月比10.8%減の5,548万円となった。1平方m当たりの価格も前月の90.7万円を大きく下回り、80.0万円だった。
東京都区部の価格は、6,764万円で、前月比3か月ぶりに下落し、7,000万円を下回った。1平方m当たりの価格は、104.1万円で、前月比2か月連続下落し、100万円台を維持したものの、110万円台を下回った。契約率は、61.7%と振るわなかった。
東京都下は、5,305万円となり、前月の大幅ダウンの反動で持ち直し、前月比8.9%増であった。1平方m当たりの価格も74.0万円と持ち直した。しかし、契約率は、59.1%と低迷した。
(画像はプレスリリースより)

株式会社不動産経済研究所のニュースリリース
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