首都圏を中心として中古マンションを買い取る
三井不動産レジデンシャル株式会社は、2018年5月22日、リノベーションマンション事業『RESIDENTIAL MADE』の本格展開に着手したと発表した。
同事業は、首都圏を中心として中古マンションを買い取り、リノベーション後に分譲を行うというもの。
住宅取得における価値観の多様化は進んでいる
国土交通省の調べによると、2016年末時点の日本における中古マンションのストックは、約630万戸に達するという。新耐震基準を満たす良質なストックが増加する一方、同年には首都圏において中古マンション成約件数が新築マンション供給戸数を初めて上回った。2017年以降も同様の状況が続いており、住宅取得における価値観の多様化は進んでいる。
このような市場環境を背景として、三井不動産レジデンシャルは2018年4月、リノベーション事業室を新設。加する中古マンションストックの活用を推進するとともに、変化する住宅取得ニーズに対応すべく、加する中古マンションストックの活用を推進するとともに、変化する住宅取得ニーズに対応すべく、『RESIDENTIAL MADE』の本格展開開始に至った。
新築と中古それぞれの良さを併せ持ったマンション
『RESIDENTIAL MADE』は、東京都の渋谷区恵比寿や江東区豊洲などにおいて既に事業化が開始され、積極的に中古マンションの買い取りを進めているという。買い取りに際しては、新耐震基準適合・駅からの距離・専有面積といった条件が定められている。
同社は今後も、新築と中古それぞれの良さを併せ持ったマンションを提供することで、環型社会実現の一助となることを目指すとしている。
(画像は『RESIDENTIAL MADE』の公式ホームページより)

RESIDENTIAL MADE - 三井不動産レジデンシャル株式会社
https://www.31sumai.com/renovation/リノベーションマンション事業「RESIDENTIAL MADE」を本格展開 - 三井不動産レジデンシャル株式会社
https://www.mfr.co.jp/