2018年4月度の近畿圏マンション市場動向を発表
株式会社不動産経済研究所は5月21日、2018年4月度における近畿圏のマンション市場動向を発表した。
近畿圏マンションの契約率は71.0%と70%台に回復
2018年4月における近畿圏マンションの新規発売戸数は前年同月比25.2%増の1,742戸で3か月連続増加した。契約率は同7.2ポイント減の71.0%で2か月連続減少したが、前月比3.7ポイント上昇し70%台に回復した。
1戸当たりの平均価格は、前年同月比0.2%減の3,825万円で、3か月連続下落した。1平方m当たりの単位価格は、同8.5%増の67.2万円で、2か月連続も上昇だった。
神戸市部の発売戸数が529戸と大幅増加
地域別の発売戸数は、大阪市部が前年同月比2.8%増の727戸、大阪府下が同30.8%減の202戸、神戸市部が同689.6%増の529戸、兵庫県下が同406.8%増の223戸、京都市部が同85.3%減の30戸、京都府下が1戸であった。
神戸市は、大規模物件の発売で、新規発売戸数が大幅に増加した。
契約率は、大阪市部が77.9%、大阪府下が63.4%、神戸市部が57.8%、兵庫県下が81.2%、京都市部が83.3%、京都府下が100%だった。
大阪市部の契約率は、先月の反動からか70%台を回復した。兵庫県下、京都市部は好調で80%を上回り、京都府下は完売の100%となった。
平均価格は、大阪市部が2,933万円、大阪府下が4,247万円、神戸市部が4,433万円、兵庫県下が4,830万円、京都市部が4,317万円、京都府下が5,818万円となった。
神戸市部と京都府下で、大幅上昇した。
(画像はプレスリリースより)

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