2018年4月度首都圏等の不動産流通市場動向を発表
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は5月14日、首都圏(1都3県)、札幌市・仙台市における2018年4月度の不動産流通市場の動向を発表した。
中古M成約件数は前年比で東京都と千葉県が増加
2018年4月の首都圏における中古マンション成約件数は、前年同月比2.3%増の3,237件で2か月連続の増加、前月比では15.2%減の3か月ぶりに減少した。
首都圏地域別では、東京都は前年同月比4.4%増の1,679件、埼玉県同2.4%減の370件、千葉県同6.9%増の421件、神奈川県同1.8%減の767件だった。
東京都は前年比2か月連続増加、埼玉県は同7か月連続減少、千葉県は2か月連続増加、神奈川県は3か月ぶりに減少した。
首都圏中古M成約価格は64か月連続上昇
首都圏の中古マンション成約価格は、前年同月比3.7%増の3,364万円となり、5か月連続3,300万円台である。前年比では、64か月連続上昇となった。
東京都は、前年同月比2.5%増の4,184万円で、67か月連続上昇中である。埼玉県は同8.0%増の2,054万円で5か月連続上昇、千葉県は同6.4%増の2,040万円で4か月連続上昇、神奈川県は同32.%増の2,929万円で33か月連続上昇した。
首都圏1都3県のすべてにおいて、中古マンション成約価格は上昇した。
(画像はプレスリリースより)

公益財団法人東日本不動産流通機構のニュースリリース
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201804_summary.pdf別掲
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/MW_201804data.pdf