AI技術を活用してマンション価格情報を独自切り口で紹介
2018年5月16日、ソニー不動産株式会社(以下、ソニー不動産)は、ソニー株式会社(以下、ソニー)と共同開発した、AI技術を用いたWEBサイト「マンションAIレポート」(以下、同サイト)を公開したと発表した。
ソニー不動産は、より多くの人が、不動産の資産価値を把握することで、マンションの売却・購入を検討し、所有不動産を活用した資産形成のための計画づくりを行うことを支援し、日本国内の中古住宅市場の活性化に貢献することを目指しているとのこと。
「マンションAIレポート」の概要
同サイトは、1都3県のマンションの推定価格帯だけでなく、都道府県・市区町村・駅・沿線毎に算出した推定高額売却ランキングや、推定賃料高額ランキング・築年数や間取りに応じた購入推定価格の推移など、参考になる情報をさまざまな切り口で紹介する。
同サイトにおけるシステム推定価格は、ソニー不動産がソニーと共同開発した不動産価格推定エンジンが算出する推定成約価格で、ディープラーニング(深層学習)技術を核に、膨大な量のさまざまな市場動向や不動産関連情報といったビッグデータを日々自動で解析・学習することで算出される。
推定精度は、MER(Median Error Rate)で5.13%(東京都23区)、6.03%(1都3県)であり、高精度なことが特長だ。なお、MERとは、算出した推定成約価格と直近の実際の事例における成約価格との差額(誤差)の絶対値を当該成約価格で除した誤差率の中央値で、値が小さいほど推定精度が高いことを意味する。
(画像はプレスリリースより)

ソニー不動産 ニュースリリース
https://sony-fudosan.com/company/news/2018/0516.html