JR沿線の都内マンション平米単価の上昇率ランキング
マンション相場情報サイト「マンションマーケット」を運営する株式会社マンションマーケットは4月30日、JR東日本沿線のマンション平均平米単価を2017年2月と2018年2月で比較し、上昇率が高い順にランキングを作成し、公表した。
調査対象のJR東日本沿線は、東京23区内に所在する駅数が多い上位10沿線。
対象マンションは、2018年3月20日時点に「マンションマーケット」に掲載されている2007年築の分譲マンションで、駅から800m圏内。
マンションの前年比価格上昇率トップは常磐成田線
2018年2月の東京都内のJR線沿線におけるマンション平米単価上昇率は、1位が常磐成田線で、平米単価665,673万円、前年同月比6.20%増だった。
2位は総武線快速で791,992万円、前年同月比3.38%増、3位は京葉線で917,678万円、同3.29%増、4位は中央本線で943,115万円、同2.95%増、5位は常磐線で681,484万円、同2.82%増であった。
1位の理由として、目黒区・世田谷区・渋谷区などの西東京エリアはもともと高く、さらに値上がりしているが、東東京エリアは安く、値上がりしても上昇額は少ない、東京駅など都心へのアクセスもよいからだという。
また、平成30年6月実施の住宅宿泊事業法(民泊法)により、訪日外国人観光客の増加の影響により、成田空港へのアクセスのよいことがマンション価格に反映しているとみる。
今後も、常磐成田線のマンション価格は、西東京のマンション価格や訪日観光客の増加率などにより大きな影響を受けるとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社マンションマーケットのニュースリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000014183.html