マンションのエントランスをスマートフォンで開錠
2018年5月9日、株式会社バニーホップと株式会社共栄通信は、マンションのエントランスをスマートフォンで開錠可能にする「nao」(以下、同設備)の販売を開始したと発表した。
従来のオートロック設備は、逆マスターキーやIC付きキー等を各居住者に渡す必要があるため、設備導入のコストが掛かるうえに、鍵の紛失や出入り業者向けの鍵管理などの課題があった。
naoの概要
同設備は、LTE通信でクラウドと接続するためネットワーク工事が不要で、自動ドアや電気錠等に取り付けるだけで、すぐに各居住者がスマートフォンで解錠できるようになる。
また、スマートフォンからの操作履歴で、誰がいつ操作したのかひと目でわかり、スマートフォンを紛失しても、証明書プロファイルの再発行を行うことで、以前の証明書プロファイルを無効化し、新たに使い始めることができる。
さらに、証明書プロファイルをインストールした端末のみ利用でき、VPN通信で外部からの不正操作はできないため、デバイスとクラウドで二重のセキュリティになっている。
したがって、設置が高額であった遠隔操作でのオートロック解錠を低コストで導入できるうえに、居住者や管理人の利便性や安全性が向上する。
(画像はプレスリリースより)

バニーホップ プレスリリース
https://www.bunnyhop.jp/news/press/20180509/