両者の連携により、専門的な技術者を育成
中古物件のリノベーションを推進するリノベ不動産は8月24日、東京デザイナー学院と産学連携協定を締結し、協同によるプロジェクトを実施すると発表した。同プロジェクトの第一弾は、東京都内の中古物件をリノベーションすることだ。
同社は、人材育成を推進し、企業と専門学校が一体化して取り組むことを目指すため、同学院インテリアデザイン科の学生を対象として、中古物件リノベーションプランの提案に必要とされる専門性の高い技術者を育成するプログラムを実施する。
その他、インターンシップ制度を活用し、実務経験を積みながらの訓練を実施するほか、ビジネスマナー等の研修も実施される。
リノベーションに特化した人材を創出へ
総務省が2014年に発表した「平成25年度住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家の数は約820万戸であるという。住宅は新築嗜好が高い傾向があるが、そのことが空き家の増加につながっているとみられている。そのため、中古住宅の流通活性化が社会的な課題となっている。
さらに、今後は中古住宅を購入し、リノベーションを実施する方式を利用するケースが増加するとみられることから、同社は、同校と連携することによって、リノベーションに特化した人材を育成していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

リノベ不動産 プレスリリース(PR TIMES)
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