7月度の動向を発表
不動産経済研究所は2016年8月16日、2016年7月度のマンション市場動向について発表。
それによると、発売したのは3,317戸で前年同月の4,785戸と比べ30.7パーセント減少し、契約率は2ヶ月続けて6割台にとどまり63.3パーセントだった。
契約率は減少
契約率は前年同月と比べると20.4ポイントの減少で、前月と比べると6.3ポイントの減少。戸当たり価格では5,656万円で、平方メートル単価は80.6万円となり、両方とも2ヶ月続けて減少した。
前年同月と比べると戸当たりでは5.0パーセント、平方メートル単価では5.2パーセント減っている。販売在庫数を見てみると、6,498戸で前月末の6,130戸と比べ368戸増加。
即日での完売は8物件、超高層物件は14物件
即日で完売した物件は全部で8物件の226戸だ。20階以上の超高層物件は14物件あり220戸で、前年同月の14物件1,722戸と比べると87.2パーセント減少し、契約率は54.1パーセントという結果に。
地域別の発売戸数では東京都のシェアを見てみると49.0パーセントで、東京都区部は全体の39.5パーセントを占める1,309戸。前年同月と比べると35.2パーセントの減少。
都下は前年同月と比べ48.9パーセント減少の315戸で、神奈川県は前年同月と比べ35.7パーセント増え1,102戸となった。埼玉県は前年同月と比べ67.3パーセント減って266戸で、千葉県は前年同月と比べ37.7パーセント減少して325戸だった。
(画像はプレスリリースより)

不動産経済研究所 プレスリリース
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