前回の調査より変化が
スタイルアクト株式会社は、定期的に調査しているマンション購入検討者の意識を公表。2016年7月に行われた調査では、マンション価格が今後「上がる」と予測する人は4割を下回った。
英国のEU離脱の影響
同調査は、マンションの購入検討者の心理やその変化を四半期ごとに調査。今年で34回目となる。
「住まいサーフィン」の登録会員の中でも、3ヶ月の間にマンションの販売センターに行った経験のある人のみを対象に行い、今回は118件のサンプルから統計を出している。
今回は「英国のEU離脱の影響を考慮し、しばらく様子を見たい」と思う人は14.5%、まあそう思う人28.0%と合わせると、全体の4割だ。特に東京23区エリアの購入希望者に見受けら、株価は心理的に影響しやすいことが分かる。
また「様子を見る」現象が影響を受け、全体的に購入意欲は減少し、40.7%となった。前回2016年4月に行われた調査と比較すると、10.2ポイント少ない。
「価格上昇」予測4割を下回る
また、「1年後のマンション価格が上がる」と予測している人は全体の38.1%、前回調査より8.7ポイント減少している。
マンション価格の上昇を予測する人が4割を切ったのは実に3年半ぶり、2012年10月以来のことだ。
(画像はプレスリリースより)

スタイルアクト株式会社のプレスリリース
http://styleact.co.jp/news/?p=1834