ノムコム、住宅購入調査
野村不動産アーバンネット株式会社は、11回目となる「住宅購入に関する意識調査」を実施。今後の不動産価格について「下がると思う」という回答が「上がると思う」を上回った。
低金利の影響大
同調査は、不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に2016年7月に実施。1310人の有効回答から統計を出している。
不動産の買い時感について調査したところ、「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせ48.1%。前回1月の調査より6.8ポイント上昇した。住宅ローンの金利が低水準を続けていることが、大きな理由となっているようだ。
実際に「住宅購入計画に影響を及ぼしたニュース」についても、「日銀のマイナス金利導入に伴う住宅ローン金利の低下」が50.1%と半数にのぼっていることからも、影響は大きいことが分かる。
不動産価格は下がる?
今後の不動産価格が「下がると思う」と回答した人は全体の30.7%で、「上がると思う」の回答24.6%を上回る結果に。実に4年ぶりのことだ。
中古住宅購入時のリフォーム・リノベーションについても調査。リフォームを考えている人は75.8%。年代別にみると50代が81.6%、60代が79.7%で最も多い。手ごろな価格でこだわりの住まいが実現できるのが大きな理由だ。
(画像はプレスリリースより)

野村不動産アーバンネット株式会社
http://www.nomu.com/research/201607/