エネルギー取得を実質ゼロとする住宅「ZEH」
不動産・住宅総合サイト「HOME’S」を運営する株式会社ネクストは8月4日、ZEH特集ページ「ZEHの家を建てよう」を公開したと発表した。「ZEH」とは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、エネルギー取得を実質ゼロとする住宅を意味する。
ZEHのポイントは、「省エネルギー」と「エネルギー自立」の2点だ。
ZEHでは、一般的な住宅と比較すると、20%以上の省エネルギーを基準としている。省エネ効果を高める方法としては、高断熱や高気密、日射遮蔽、換気設備の効率化により室内の温度環境を一定化させ、冷暖房効率を高める点にある。そのほか、照明のLED化や、空調・給湯設備の省エネ化も有効だ。
また、ZEHにおける「エネルギー自立」とは、太陽光発電など、使用するエネルギーを創って対応する方法をさすが、ZEHにおいては、単にエネルギーを創り出すだけではなく、省エネルギーの達成も求められる。
ZEHの家に住むメリットは、快適性が高く、健康に良い点
ZEHの家に住むメリットは、快適性が高く、また、エアコンの使用頻度が低くなることから、健康に良いことだ。さらに、災害時に電気を使用できるほか、売却時も資産価値のある住宅として、高い価格で販売することが可能となる。
なお、ZEHの家を建てるにあたって制約となる点は、高コストとなる点、エネルギー効率を高めるため、間取りに制限がある点だ。なお、高コストに対応するためには、補助金を利用する方法があるが、補助金に関しては、下記外部リンク、「HOME’S ZEHの家を建てよう」を参照のこと。
石油危機以降、家庭で使用するエネルギー使用量は増加の傾向にあることから、将来的には、エネルギー使用量が抑えられるZEHが、住宅の標準性能となると見込まれている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ネクスト プレスリリース(atpress)
https://www.atpress.ne.jp/HOME’S ZEHの家を建てよう!
http://www.homes.co.jp/iezukuri/special/