マンション内部を女子大生がデザイン
共立女子大学と住友不動産株式会社は7月20日、連携して分譲マンション内キッズルームをデザインしたことを発表した。
まだ男性中心の感が強い設計・建築・不動産界においても、近年では女性の活躍推進が望まれる。そんな社会状況を受け同大では、住友不動産との連携を図り、女子学生が自らデザイン・建築に携わる機会を設けた。直に仕事へ触れることにより、働くことへの具体的なイメージを持ち、進路選択や必要なスキル修得をすることが目的。
大勢でも共存できる空間づくり
同大学家政学部建築・デザイン学科の高橋大輔教授ゼミナール内では、子どもや高齢者・子育て中の親など、さまざまな人々の居場所をつくるための取り組みが行われている。男性中心の社会では実現が難しかった、居心地のよい空間づくりを目指す。
キッズルームをみんなの居場所に
分譲マンション内に設けられるキッズルームは、ママと小さい子どもはもちろん、パパと子どもたち、学校帰りの子どもたちなどの居場所となり、さまざまなシーンに対応できる空間になることが期待される。このキッズルームは、今後分譲が予定されているマンションへ、具体的に提案される予定。

住友不動産プレスリリース
http://www.sumitomo-rd.co.jp/共立女子大学・短期大学
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/