「DIY型賃貸借」とは?
株式会社オーナーズ・スタイルが、賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」の読者である大家さん1,000名に対して、DIY型賃貸借についての意識調査を行った。
DIY型賃貸借の特徴は、賃貸借契約ではあるが、借主が自由にリフォームができるということ。リフォーム費用は借主の負担となるが、原則として、借主が退去時に現状回復しなくてもよく、貸主も費用がかからない。
今回、「借主が、自費でリフォームをしたい」と言ってきた場合の調査結果として、「事前許可したもので仕上がりのチェックができるならOK」が31.8%。「基本的にOK」が9.6%と、DIYに賛成する方が4割以上という結果が出た。
大家さんがDIY型賃貸借に賛成する背景は?
賃貸住宅が老朽化してきた場合に、リフォームの必要性が出てくるが、実際どのようにリフォームをすればよいのかが分からないという大家さんも多い。
一方で、借主の中には、「賃貸でも自分らしいインテリアにしたい」、「リフォームして使いやすい部屋にしたい」と考える借主が増えてきているのだ。今年4月には、国土交通省が「DIY型賃貸借」についての指針と契約書を発表し、注目も集めている。
大家さんの間での「DIY型賃貸借」への認知と理解は、まだ発展途上というところもあり、今後の賛成割合の増加が期待される。
(画像はプレスリリースより)

株式会社オーナーズ・スタイル プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/106473