戸建て住宅塗り替え用塗料など合わせて5品の発売
建築用や重防食用、自動車補修用塗料の製造・販売を手がける日本ペイント株式会社は、戸建て住宅塗り替え用塗料「パーフェクトシリーズ」ブランドに新たにベランダ・屋上用塗膜防水材を加える。
2016年6月17日から新製品・規格取得品合わせて5つ発売すると、同日発表。同社は日本ペイントホールディングス株式会社のグループ会社。
「ニッペパーフェクトプルーフ」
ベランダ・屋上など床面の防水目的で使われる建築用塗膜防水材は、戸建て住宅・マンション・ビル等の防水改修でよく使われる。
塗装と同じくローラーやコテなどで施工が可能で、施工場所の形状に関係なく小面積でも簡単に施工できるため。新製品の「ニッペパーフェクトプルーフ」は、ウレタンゴムが主成分。JISA6021という、建築用塗膜防水材ウレタンゴム系高伸長形(旧1類)規格の高伸長形防水材。
2種類の下塗り(プライマー)を使い分け、FRP、コンクリート押さえ、ウレタン防水や塩ビシートなど、さまざまな既存防水面の上に塗布できる。
防水層を形成する主剤の「ニッペパーフェクト1Kプルーフ」は、1液タイプで開缶した後は硬化剤を混ぜずにすぐに使える。容器の側面に固まる残塗料はきれいにはがせて、使用後は容器を鉄くずとしてリサイクル可能。
より強力な2液タイプのものとしては「ニッペパーフェクト2Kプルーフ」。
「ハイシルクファースター 30 50 100」
フタル酸樹脂エナメルの「ハイシルクファースター 30 50 100」は、これまでの「ハイシルクニュータイプ」の高い仕上がりに加え、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆を取得。居室内でも使用面積に制限なく塗装でき、つやの光沢の度合いも選べる。
フタル酸樹脂エナメルは一般的な鋼製・木製建具の高級仕上げ用塗料。合成樹脂調合ペイント等に比べ滑らかな仕上がりで均一な光沢感を出す。
規格取得品の数々
他には、日本建築学会規格JASS18M-109の溶融亜鉛めっき用エポキシ樹脂下塗り塗料「ハイボン20ZNⅡ(新)」、JIS K5660つや有り合成樹脂エマルションペイントおよびK5663合成樹脂エマルションペイント規格の水性反応硬化形エマルション塗料「ニッペ 水性ケンエースグロス」。
そしてJIS A6916建築用下地調整塗材下地調整塗材E規格の「ニッペ アンダーフィラーSおよびAL」がある。
リリースに関しては日本ペイントホールディングス株式会社(電話番号06-6455-9140)が対応。新製品に関する問い合わせ先はナビダイヤルの電話番号0570-200-684となる。
(画像はプレスリリースより)

日本ペイント株式会社 プレスリリース
http://www.nipponpaint.co.jp/news/2016/wn0617.html