人に優しい、木を重視したリノベーション
中古不動産再生、不動産売買を行う株式会社ハウスバンクは、『木を重視した中古不動産の再生販売』プロジェクトの運用を開始する。
中古物件を買い取り、木を利用したリノベーションを行った上での販売が特長となる。対象は一般的な住宅やオフィス用ビルなど幅広く、サービス開始は7月上旬となる予定。
なぜ木を重視するのか
リノベーションの現状として、コンクリートむき出しの壁や露出天井の内装などが流行している。株式会社ハウスバンクは、こうしたビジュアルの良さだけを追求することに疑問を持ち、改めて「木」の良さに着目、素材として木の使用を提案する。
木が子どもの心を育てる
木の家は子どもたちに良い影響を与える。「木育」という言葉や、「木で子どもを育てると五感と心が育つ」という検証結果が裏付けるように、木目に囲まれることにより、白い壁よりも集中力が高まることがわかっている。
本プロジェクトではリノベーションに国産の天然木を使用するため、上質な自然素材に触れることで、子どもの五感とすこやかな心が育つきっかけとなる。
また、子どもだけではなく「木」が人や動物たちに良い効果をもたらす科学的実証の研究が進められており、改めて「木と住まう」ことが注目されている。
木造の新築ではなく既存の大切な資源を有効活用できる「木」のリノベーション。人と地球に優しい住まいづくりを目指している。
木を使ったリノベーションの例~ハウスバンク本社ビル
2016年2月に移転した本社ビルは、築40年超えのRC物件を一棟フルリノベーションしたものだ。
特にこだわったのは「木」の使い方。コンクリートの空間に天然木でできたフロアや、木の柱の組み合わせで作られた壁のないブースをバランスよく設計した。
上層階には従業員用の休憩フロアを設け、本格的なキッチンやウッドデッキで作られたオープンテラスも備える。木のあたたかみがコンクリートの冷たい印象を中和させ、穏やかで明るい空間が広がっている。
ただ「木」を使用するだけではなく、木をバランス良く組み合わせ、新しい木造をデザインする。これがハウスバンクの目指す「木」のリノベーションである。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ハウスバンク
http://www.housebank.co.jp/プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/102763