最も多いトラブルは「家賃滞納による強制退去」
オーナー向けに賃貸経営情報等を提供する株式会社オーナーズ・スタイルは6月21日、「大家さんが巻き込まれた事件・事故のアンケート調査」の結果を公表した。
調査対象は、首都圏および関西で1棟以上の賃貸マンションかアパートを経営するオーナー1000人。調査時期は2015年12月で、有効回答数は748件。
調査の結果、最も多かったのが「入居者が家賃滞納で強制退去に」が19.4%、以下、「入居者が夜逃げ、失踪」、「入居者の部屋の中がゴミ屋敷に」、「火事、ボヤ騒ぎが発生」と続く。
そのほか、割合としては低いものの、入居者の孤独死や入居者が自殺してしまうケースも見られる。
大家業は、普段からのリスク管理が重要
大家業は、一般的に「楽な商売」と見られる傾向があるものの、事件や事故に遭遇するケースも多いことから、普段からのリスク管理が重要と言える。
事件・事故の備えとしては、火災に備え火災保険に加入すること、また、家賃滞納の備えとして保証会社を利用することがある。なお、最近では孤独死が増加傾向にあることから、保険会社では「孤独死保険」の取り扱いを開始しており、今後の普及が予測されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社オーナーズ・スタイル プレスリリース(atpress)
https://www.atpress.ne.jp/news/105572