事前にネットで物件情報を収集する人は、8割近くに
賃貸物件情報データベースを提供する株式会社リアルネットプロ(以下、リアルネットプロ)は6月7日、同社が実施した調査、「引越しについてのアンケート」の結果を公開した。
調査対象は、自分で物件探しをしたことのある全国20歳以上の男女300人、調査期間は5月10日から5月12日まで。
物件探しを始める時は、事前にインターネットで情報収集する人が77.7%に上った。次に多かったのが、不動産会社の店頭で直接探すことで14.0%となった。スマートフォンやタブレットの利用は4.0%にとどまったが、その理由としては、間取り図面の見づらさがあげられる。
不動産会社への不満1位は「目当ての物件がすでにない」
不動産会社に感じる不満としては、「目当ての物件がすでにない」が32.3%。「条件に合う物件を探すのに時間がかかる」が32.0%となった。
問題点としてあげられるケースは、ネット上では空き室となっているものの、実際に不動産会社で契約しようとすると契約済みとなっていことだ。また、不動産会社に物件の希望を告げても、返答に時間がかかるとの意見が見られた。
サイトの更新に時間がかかる主な要因としては、わずかな時間差で契約が決まっていたこと、また、多くの不動産会社において同じ物件情報のデータベースが使用されており、更新に時間がかかることなどがあげられる。
不動産会社への要望は、物件を撮影した動画が見られること
なお、不動産会社に要望するサービスとして最も多かったのは「物件を撮影した動画が見られる」が最も多く、次いで「店舗以外に、物件情報を自由に閲覧可能なスペースがある」という結果となった。
今回の調査により、顧客は物件探しをより効率的に行いたいと考えていることが分かったが、リアルネットプロは同社が運営する「リアプロ」を不動産会社が導入することで、リアルタイムの情報が得られることから、顧客・不動産会社双方にメリットが得られるとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社リアルネットプロ プレスリリース(atpress)
https://www.atpress.ne.jp/news/104603株式会社リアルネットプロ(ホームページ)
http://www.rnp.jp/