住宅ストックの活用法
神奈川県横須賀市では、空き家を含めた住宅ストックの有効活用への取り組みとして、2016年7月9日に「住まい活用促進フェア」を開催。地域住民と専門家による、まちづくりを考え活動するイベントだ。
地域みんなで取り組む空き家問題
この取り組みは、変化する家族形態やライフステージに合わせた選択ができる「住まい」を、地域住民とともに考えていくもの。住宅ストックの有効活用や流通促進を図るため、街を形成する「人」「コミュニティ」が中心になって、まちの活性につなげていくのが目的だ。
その取り組みの一つとして同市では、市内の住宅団地を対象とした、専門家と住民による「住まい活用促進フェア」を開催する。
住まい活用促進フェア概要
第1部では東京大学准教授 樋野公宏氏による、住まい活用促進セミナーを開催。
同大学が国立研究開発法人建築研究所・市の3者共同で行ったアンケート分析の結果を報告しながら、「アンケート結果から描く10年後の住まいとまち」について講演を行う。
第2部では「住まい活用相談会」を実施。不動産業者、地元の金融機関などから派遣される専門家が、リフォームや住み替えなど、住宅全般に関するアドバイスを行う。相談は予約制で6月29日までに電話、またはFAXで受け付けている。
(画像はプレスリリースより)

横須賀市のプレスリリース
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/News2u.net
http://www.news2u.net/releases/145718