区分マンション、一棟アパート、一棟マンションすべての物件登録数が前月から上昇
不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社は2016年5月における投資用不動産の市場傾向を発表した。
健美家に新規登録された全国の区分マンション、一棟アパート、一棟マンションそれぞれの物件数、物件価格、表面利回りを集計したものだ。
発表されたデータによると、2016年5月の投資用不動産新規登録件数は区分マンション9,870件、一棟アパート5,354件、一棟マンション3,268件となり、3種類すべての登録件数が前月から上昇する結果となった。
一棟マンションの利回りは2006年7月以来の7%台
物件価格は区分マンションが前月比1.27%増の1,431万円、一棟アパートが前月比1.99%増の6,009万円、一棟マンションが前月比9.88%増の15,787万円だ。
一棟アパートは6,000万円台という高値を維持しており、一棟マンションは前月から大きく上昇、過去1年間で最高値を更新した。なお、3種類とも前年同月比増となっている。
表面利回りは区分マンションが前月比0.06ポイント増の7.79%、一棟アパートが前月比0.16ポイント減の9.06%、一棟マンションが前月比0.33ポイント減の7.98%という状況だ。
区分マンションは前月から僅かに上昇したが、一棟アパートと一棟マンションはともに前月から下落し過去1年で最低値となった。なお、前年同月比では3種類すべてが下落しており、特に一棟マンションは2006年7月以来の7%台となっている。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社ニュースリリース
https://www.atpress.ne.jp/releases/104470/